海外女子

さくらは「68」で今季ベストの5位に！　I.パークが今季5勝目

2015年11月16日（月）午前9:07

　米女子ツアーのロレーナ・オチョア招待が現地時間15日、メキシコのクラブ・デ・ゴルフ・メキシコを舞台に最終ラウンドの競技を終了。日本勢で唯一出場の横峯さくらは通算9アンダーにスコアを伸ばし、今季ベストの単独5位に入った。

　トップと5打差の単独5位でこの日を迎えた横峯は、立ち上がり2番から立て続けに3バーディを奪うと、その後も6番、7番で連続バーディ。6ホールで5バーディのチャージをかけて一時は通算10アンダーまでスコアを伸ばした。しかし、直後の8番からボギーを2つ並べて3アンダーで折り返すと、以降は終盤までパープレーが続く我慢の展開に。それでも、最終18番のバーディで、6バーディ、2ボギーの4アンダー68とし、今季最高の位置で4日間を終えている。

　通算18アンダーで今大会を制したのはインビー・パーク（韓）。3打差トップでこの日をスタートしたパークは、8バーディ、ノーボギーの「64」で後続に差を詰めさせず、逃げ切りで今季5勝目を挙げた。通算15アンダーの単独2位はカルロタ・シガンダ（スペイン）。通算13アンダー単独3位にはルーキーのキム・セイヨン（韓）が入り、さらに2打遅れの単独4位にリュウ・ソヨン（韓）が続いた。

　そのほか、スーザン・ピーターセン（ノルウェー）は3アンダー69で回り、通算6アンダー8位タイでフィニッシュ。今季メジャー1勝のブリタニー・リンシコム（米）は通算2オーバー23位タイとなった。また、ロレックスランキング（女子世界ランキング）4位のレクシー・トンプソン（米）は通算6オーバーの28位となっている。

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ツアーの最終戦。出場できるのは、「CMEグローブ」ポイント72位までの選手と今年度優勝者のみのエリートフィールドだ。今大会前までのポイントがリセットされ、順位に応じてポイントが再度割り振られるため、出場選手全員に100万ドルの優勝ボーナスのチャンスが与えられる。昨年は、リディア・コが今大会でツアー3勝目、若干17歳にしてルーキー・オブ・ザ・イヤー、年間タイトルを獲得するセンセーショナルな年を終えた。

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