オチョア招待にさくらが出場 残り2戦でタイトル争いも佳境に
2015年11月12日(木)午前11:14
米女子ツアーのロレーナ・オチョア インビテーショナル presented by Banamexが現地時間12日から、メキシコのクラブ・デ・ゴルフ・メキシコを舞台に開幕。出場選手が36名に絞られるエリートフィールドでの戦いに、今季から同ツアー本格参戦の横峯さくらが挑む。
昨季に出場の無かった日本勢から唯一のフィールド入りとなった横峯。アジアシリーズ全試合出場からのタフなスケジュールの中、注目の初日は、2008年大会覇者のアンジェラ・スタンフォード(米)、ペク・キュユン(韓)と同組でプレーする。初参戦の今大会で、世界のトッププレーヤーを相手にどんな戦いを見せてくれるだろうか。
また、シーズンも残すところあと2戦となり、佳境を迎えるタイトル争いの行方も気になるところ。そんな中、ロレックスランキング(女子世界ランク)1位のリディア・コ(ニュージーランド)は疲労等を理由に今大会を欠場。今週の結果によって世界No.1の座を失うことはないが、2位インビー・パーク(韓)はここでの結果次第で、最終戦での逆転が可能な位置につけることができる。前戦のブルーベイでは途中棄権を強いられたパークだが、昨季を無冠で終えた悔しさをぶつられるだろうか。
上位9選手に最終戦のビッグボーナスのチャンスが訪れるレース・トゥ・CMEグローブでは、首位のコを含む上位8選手はすでに決定。最後の一枠には現在、フォン・シャンシャン(中)がつけているが、イ・ミンジ(豪)、クリスティー・カー(米)は単独2位以上、チェ・ナヨン(韓)、ブリタニー・リンシコム(米)、スーザン・ピーターセン(ノルウェー)は優勝が逆転の条件となる。そのほか、今大会には昨季覇者のクリスティーナ・キム(米)、新人王の獲得が決まったキム・セイヨン(韓)らも出場する。