さくら、野村、上原に森田も参戦 世界女王転落のI.パークも復帰
2015年10月28日(水)午前11:59
米女子ツアーのアジアシリーズ今季第4戦、ブルー・ベイLPGAが現地時間29日、中国のジャン・レイク・ブルー・ベイGCを舞台に開幕。日本勢は横峯さくら、野村敏京、上原彩子、森田遥の4人が参戦する。
横峯以外の3人は昨季の第1回大会に引き続いて2年連続の出場。同大会では森田が17位タイ、野村が49位タイ、上原が58位タイという結果に終わったが、今季はどこまで上位に食い込めるか注目だ。大会初出場の横峯はアジアシリーズ初戦から18位タイ、28位タイ、29位タイと安定感はあるものの大きな結果は残せていない。シーズン終盤へ向け、さらなる上位進出で勢いをつけたいところだ。
今大会の注目はやはりロレックスランキング(女子世界ランク)No.1の座を失ったインビー・パーク(韓)だ。前週のフボンLPGA台湾選手権を欠場して地元韓国の大会に出場した同選手は、同大会で2位タイの好成績を収めたものの、米ツアーで通算10勝目を飾ったリディア・コ(ニュージーランド)に頂点の座を奪われた。平均ポイント差は0.3と僅差で、両者の出場する今大会で再び立場がひっくり返る可能性もある。
また、地元ファンの期待を背に戦うフォン・シャンシャン(中)も目が離せない存在。今季トップ10が12回とコンスタントに好成績を記録しているが、3位や2位はあっても優勝の2文字には手が届いてない。昨年10月以来の勝利を達成し、昨季大会で初代覇者に輝いたリー・アン・ペース(南ア)からトロフィを奪い取りたい。