日本勢は揃って後退 美香は24位タイに L.コが優勝に王手
2015年10月24日(土)午後5:37
米女子ツアーのアジアシリーズ今季第3戦、フボンLPGA台湾選手権が現地時間24日、台湾のミラマーGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。宮里美香と野村敏京が通算イーブンパー24位タイで最終日を迎えることとなった。
16位タイから出た美香は前半を4番のボギー以外、スコアカード通りにプレーすると、バックナインに入っても1バーディ、1ボギーとスコアを伸ばすことが出来ず、1オーバー73と我慢の1日に。11位タイからスタートした野村も、前半を2オーバーで折り返すと、バックナインは3バーディ、3ボギーと出入りの激しいゴルフとなり、2オーバー74とスコアを落とした。
24位タイで決勝ラウンドを迎えた横峯さくらは、8番までに4バーディをマークするなど、順調なプレーぶりだったが9番パー4でダブルボギーを喫すると、一転。11番から連続ボギーを叩くなど、1オーバー73で通算1オーバー33位タイとなっている。また、宮里藍は1バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの3オーバー75と崩れ、通算8オーバー単独63位に沈んでいる。
リーダーボードのトップは、通算13アンダーまでスコアを伸ばしたロレックスランキング(女子世界ランキング)No.2のリディア・コ(ニュージーランド)。5番パー4ではダブルボギーを喫したが、8バーディを奪って挽回し、5アンダー67をマーク。今大会を制すれば世界No.1の座を奪還することが出来るだけに、後続との4打差を守り切ることは出来るだろうか。
通算9アンダー単独2位には池恩熹(韓)、トップと5打差の単独3位にはチャーリー・ハル(英)がつけている。リュウ・ソヨン(韓)が通算7アンダーで単独4位、「68」で回ったカトリオーナ・マシュー(スコットランド)が通算6アンダー単独5位から逆転を目指す。スーザン・ピーターセン(ノルウェー)とアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)は、通算5アンダー6位タイとなっている。