野村は11位T、美香は16位Tで週末へ トップと1打差にL.コ
2015年10月23日(金)午後5:50
米女子ツアーのアジアシリーズ今季第3戦、フボンLPGA台湾選手権が現地時間23日、台湾のミラマーGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。「69」で回った池恩熹(韓)が通算9アンダーで単独首位をキープする中、3打差7位タイから出た野村敏京は11位タイに、同じく7位タイスタートの宮里美香も16位タイに順位を下げた。
雨と強風という難コンディションの中、4人が出場の日本勢は全員がオーバーパーの苦しいラウンドに。序盤から度々バーディチャンスにつけながらも決め切れない展開が続いた野村は、前半をスコアカード通りのプレーで終えると、後半は11番でボギーが先行。その後、17番でのボギーを最終18番バーディで取り返して何とか通算2アンダーに踏みとどまった。
野村と同組で回った美香は、2バーディ、2ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで前半を折り返すと、後半はイーブンパーの足踏みに。トップとの差は8打に開いている。また、15位タイから上位を目指した横峯さくらは、この日2つ落として通算イーブンパー24位タイ。宮里藍は後半17番パー3のトリプルボギーなどで「77」と崩れ、27位タイから通算5オーバー55位タイまで後退となった。
通算8アンダーの単独2位はリディア・コ(ニュージーランド)。今大会不在の昨季覇者、インビー・パーク(韓)から世界女王の座を奪還すべく、「67」の好スコアで3打差7位タイからトップに1打差まで詰め寄った。以下、通算7アンダーの3位タイにはチャーリー・ハル(英)、リン・シユー(中)が続き、地元台湾出身の元女王ヤニ・ツェン(台)は通算1オーバー32位タイとなっている。