L.コが「65」で奪首! 美香は19位タイに浮上
2015年10月16日(金)午後5:50
現地時間16日、米女子ツアーのアジアシリーズ今季第2戦、LPGA KEBハナバンク選手権が韓国のスカイ72GC オーシャンCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。リディア・コ(ニュージーランド)が「65」の好スコアで単独トップに立つ中、宮里美香は通算4アンダー19位タイに浮上した。
日本勢トップの31位タイから出た美香は、イーブンパーで迎えた前半13番から3連続バーディをマーク。その後の16番ボギーを18番のバーディで取り返して3アンダーで折り返すと、後半は1バーディ、1ボギーの足踏みに終わり、6バーディ、3ボギーの3アンダー69のラウンドとなった。これでトップとの差は6打。7位タイに入った前週大会のように最終日まで安定したゴルフで上位フィニッシュとなるだろうか。
58位タイからのスタートとなった横峯さくらはこの日3つスコアを伸ばし、通算1アンダー39位タイに浮上。また、初日の「75」で67位タイと出遅れた宮里藍は、4バーディ、2ボギーのラウンドで通算1オーバー53位タイに順位を上げた。
単独トップに躍り出たコは、前日首位パク・スンヒョン(韓)に7打差と離れた位置からのスタートも、前半のうちに2度の2連続バーディでリーダーボードを急浮上。さらに後半でも11番から立て続けにスコアを伸ばすと、最終18番もきっちりバーディで締め、「74」で後退のパクを押しのけてポールポジションにつけている。
トップと1打差の単独2位はレクシー・トンプソン(米)。パクはさらに1打差の3位タイに後退となった。そのほか、ロレックスランキング(女子世界ランク)No.1のインビー・パーク(韓)はこの日「72」と伸ばせず、通算3アンダー25位タイ。昨季覇者のペク・キュユン(韓)は通算3オーバー63位タイに沈んでいる。