美香が7位タイ、野村は10位タイでフィニッシュ 優勝はJ.コルダ
2015年10月11日(日)午後4:04
米女子ツアーのアジアシリーズ初戦「サイム・ダービーLPGAマレーシア」が現地時間11日、マレーシアのクアラルンプールG&CCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日トップのジェシカ・コルダ(米)が通算18アンダーで今季初勝利を挙げる中、日本勢トップから出た宮里美香は通算11アンダー7位タイで大会を終えた。
4打差7位タイで最終日を迎えた宮里は、立ち上がり2番で幸先よくバーディ先行。前半はそこから伸ばし切れず、1アンダーでの折り返しとなったが、迎えた後半はパーを並べて迎えた15番から連続バーディを奪取。4バーディ、1ボギーの3アンダー68で7月の全英リコー女子オープン以来となるトップ10入りを果たしている。
また、12位タイから上位進出を狙った野村敏京は4バーディ、1ボギーの3アンダー68で10位タイでフィニッシュ。前日の「76」で42位タイに沈んでいた横峰さくらは、この日ベストタイの「65」で通算6アンダー18位タイ。2アンダーで迎えた後半に3連続を含む4バーディを上積みし、6バーディ、ノーボギーと完璧なゴルフで4日間を良い形で締めくくった。
後続と2打差のトップから出たコルダは、前半のうちに4バーディ、ノーボギーのチャージをかけて後続を突き放す。迎えた後半は11番で唯一のボギーを叩きながらも、さらに3バーディを重ねて、7バーディ、1ボギーの「65」。2位タイのリディア・コ(ニュージーランド)らに4打差をつけてツアー通算4勝目を手にしている。
上位陣は通算14アンダー2位タイにコ、昨季覇者フォン・シャンシャン(中)、ロレックスランキング(女子世界ランク)No.3のステイシー・ルイス(米)の3人。今季トップ3入り8回目となったルイスだが、今季初勝利はまたもお預けとなった。そのほか、2012年大会覇者の世界女王インビー・パーク(韓)は1オーバー72で通算7アンダー15位タイとなっている。