美香、4打差7位タイで最終日へ! さくらは「76」で後退…
2015年10月10日(土)午後4:16
米女子ツアーのアジアシリーズ初戦「サイム・ダービーLPGAマレーシア」が現地時間10日、マレーシアのクアラルンプールG&CCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。5打差14位タイから出た宮里美香は3アンダー68で回り、通算8アンダー7位タイに浮上した。
立ち上がり2番でバーディ先行となった美香は、その後の7番でも1つ伸ばして2アンダーで折り返す。バックナインでは16番までスコアカード通りのプレーを続けると、迎えた17番パー3でこの日3つ目のバーディ。ボギーフリーの「68」で1桁順位に食い込み、トップと4打差の好位置で最終日を迎えることとなった。
10位タイから上位進出を目指した野村敏京は、この日1つ伸ばすも通算7アンダー12位タイに後退。出だし1番のボギーから5番、7番のバーディで1アンダーに持ち直したものの、その後は最終18番までパープレーと伸ばし切れなかった。また、宮里と同じく14位タイからスタートした横峯さくらは、1オーバーでの折り返し後、13番、15番と2度のダブルボギーを叩くなど一気に4つスコアを落とし、2バーディ、3ボギー、2ダブルボギーの5オーバー76で通算イーブンパー42位タイに順位を落としている。
通算12アンダーで単独首位に立ったのは、この日6アンダー65を記録したジェシカ・コルダ(米)。今季いまだ勝利のないステイシー・ルイス(米)も同じく「65」のチャージをかけ、ハナ・ジャン(韓)と並ぶ通算10アンダー2位タイに浮上。以下、通算9アンダー4位タイにロレックスランキング(女子世界ランク)No.2のリディア・コ(ニュージーランド)と昨季覇者のフォン・シャンシャン(中)、リン・シユー(韓)が続いている。
そのほか、賞金ランキング首位を走る世界女王インビー・パーク(韓)はイーブンパー71の足踏みで宮里と並ぶ通算8アンダー7位タイ。前日3位タイのアリソン・リー(米)は、2オーバー73のラウンドで通算6アンダー14位タイまで後退している。