M.フィッツパトリックとS.ケルドセンがトップタイに並び週末へ
2015年10月10日(土)午前10:41
欧州ツアーのブリティッシュ・マスターズが現地時間9日、英国のウォーバーンGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日首位のマシュー・フィッツパトリック(英)とソレン・ケルドセン(デンマーク)が通算9アンダーで並び、トップタイで大会を折り返した。
第1ラウンドで「64」をマークした2013年全米アマ王者のフィッツパトリックは、インスタートの10番でバーディを奪うも、続く11番をボギーとするなど前半をイーブンパーで折り返す。さらに、後半最初の1番もボギーとしたが、その後は3バーディを取り返し、5バーディ、3ボギーの2アンダー69でホールアウト。最高の位置で週末を迎えることとなったが「特に初優勝に向けて集中しているわけではない」と優勝は意識していないと話し、目標は「できるだけ世界ランキングを上昇させること」と語った。
一方、6月のドバイ・デューティフリー アイリッシュ・オープンを制しているケルドセンは、初日に「65」をマークしたあと、この日は5バーディ、2ボギーの3アンダー68でラウンド。「リーダーボードは全く見なかったし、リードしていることすら気付いていなかった」と話した40歳は「とにかく今やっていることを持続させたい」と残り36ホールでの優勝を見据えた。
通算8アンダーの3位タイには、キラデク・アフィバーンラ(タイ)とリチャード・ブランド(英)。トップと2打差の5位タイには、シェーン・ロウリー(アイルランド)、ロバート・カールソン(スウェーデン)、ブラッドリー・ドレッジ(ウェールズ)がつけている。大会ホストのイアン・ポルター(英)は、通算4アンダーで23位タイ。元世界ランキングNo.1で地元英国出身のルーク・ドナルドは、1オーバー72とスコアを落とし、通算3アンダー33位タイとなっている。