選手間の投票で決まる2014-15シーズン米男子ツアーのプレーヤー・オブ・ザ・イヤー（年間最優秀選手賞）が現地時間2日に発表され、ジョーダン・スピース（米）が初の受賞を果たした。

　スピースは3月のバルスパー選手権で今季初勝利をマークすると、4月のマスターズ、6月の全米オープンとメジャートーナメントを立て続けに2連勝。その後も7月のジョン・ディア・クラシックを制するなど好調を維持し続けた。ベン・ホーガン（米）以来となるメジャー3連勝は逃したものの、4つのメジャー大会全てでトップ4に入ったのはタイガー・ウッズ（米）、ジャック・ニクラウス（米）以来となる快挙。プレーオフシリーズ最終戦のツアー選手権で今季5勝目を挙げ、史上最年少での年間王者のタイトルも獲得している。

　また、ルーキー・オブ・ザ・イヤー（年間最優秀新人賞）にはダニエル・バーガー（米）が選ばれた。昨年、米下部のウェブ・ドットコム・ツアーから昇格した22歳は2月のウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンで10位タイに入ると、3月のザ・ホンダ・クラシックではプレーオフに敗れはしたものの単独2位。プレーオフシリーズではドイツ銀行選手権で12位タイ、BMW選手権で単独2位と結果を残してルーキーで唯一最終戦まで進出し、フェデックスカップ・ポイントランキング11位でシーズンを終えている。