17歳B.ヘンダーソンが地元カナダ凱旋 日本勢は横峯ら6人が出場
2015年8月19日(水)午前11:25
米女子ツアーのカナディアンパシフィック女子オープンが現地時間20日から、カナダのバンクーバーGCを舞台に開催される。昨年の優勝者はリュウ・ソヨン(韓)だが、注目は17歳のルーキー、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)に集まる。
ヘンダーソンは前週のキャンビア ポートランドクラシックを8打差で圧勝し、この日ツアーカード獲得が確定。米女子ツアーのカナダ人としては2001年のロリー・ケーン以来の勝利という嬉しいニュースを携えて地元カナダに凱旋する。通算21アンダーは大会記録、17歳11カ月での優勝は史上3番目の若さ、そして予備予選を勝ち上がっての優勝も2000年以来などと、記録づくめの勝利だった。
今大会、ヘンダーソンの前に立ちはだかるのは、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.2のリディア・コ(ニュージーランド)、そして韓国勢だろう。コが史上最年少の15歳で初優勝を挙げたのが、今回と同じコースで開催された2012年の今大会。ヘンダーソンの活躍は刺激となったに違いない。
また、連覇を狙うリュウ・ソヨンはロンドン・ハント&CCで行われた昨季大会では大会記録の23アンダーで圧勝。昨年2位タイで、現在世界ランクNo.1のインビー・パーク(韓)もやはり優勝候補だ。同No.3のステイシー・ルイス(米)らも出場し、ハイレベルな戦いとなる。
日本からは横峯さくら、宮里藍と美香、上原彩子、有村智恵、野村敏京の6人が出場。横峯は前週大会の最終日に同日ベストの「65」をマークし、13位タイと好結果を出した勢いを今大会につなげたい。一方、5月まで予選落ちが無かった藍は6月以降、6大会で予選落ち5回と結果を出せていないが、今大会では2009年に2位タイに入っているだけに今週こそは上位争いに加わりたいところだ。