17歳B.ヘンダーソンが初Vに王手 美香は30位タイで最終日へ
2015年8月16日(日)午前9:18
米女子ツアーのキャンビア ポートランドクラシックが現地時間15日、オレゴン州のコロンビアエッジウォーターCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。2012年大会覇者の宮里美香は通算6アンダーにスコアを伸ばすも順位変わらず、30位タイで最終日を迎えることとなった。
日本勢トップで決勝ラウンドに進んだ美香は、6番から連続バーディをマークして2アンダーで前半を折り返す。後半は出だしの10番でこの日唯一のボギーを叩くも、そこからパーを並べて迎えた16番でスコアを1つ戻し、3バーディ、1ボギーの2アンダー70でのホールアウトとなった。トップとは12打差と優勝争いは厳しい状況だが、最終日でどこまで上位に食い込めるだろうか。
一方、ともに46位タイから出た横峯さくらと野村敏京はイーブンパー72とスコアを伸ばすことが出来ず。横峯は12番までに3アンダーと順調にプレーしていたものの、14番からの4ホールで3ボギーと突如乱れて3バーディ、3ボギー。両者ともに通算2アンダー53位タイとなり、最終日は1つでも上の順位を目指してのラウンドとなる。
通算18アンダーの単独首位に立ったのは、ルーキーのブルック・ヘンダーソン(カナダ)。単独トップからスタートしたこの日は、2連続バーディを3度記録するなどノーボギーの7アンダー65と完璧なプレーを披露し、後続に5打差をつけた。昨年12月にプロ転向したばかりのツアールーキーだが、元世界女子アマチュアランキングNo.1が初優勝に大きく近づいた。
通算13アンダーの単独2位にはモーガン・プレッセル(米)、通算12アンダーの3位タイにはサンドラ・ガル(独)、キャロライン・マッソン(独)が並んでいる。ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.3のステイシー・ルイス(米)は2アンダー70で回り、通算6アンダー30位タイ。同No.2のリディア・コ(ニュージーランド)はイーブンパー72で通算2アンダー53位タイに順位を落としている。