米女子ツアーのキャンビア・ポートランド・クラシックが現地時間13日、オレゴン州のコロンビア・エッジウォーターCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。宮里美香が2アンダー70で回り、通算4アンダー30位タイで予選ラウンドを突破した。

　35位タイからスタートした美香。インスタートの前半では4番と17番でバーディを奪い2アンダーで折り返す。後半出だしの2番でスコアを1つ落としたものの、最終9番で取り返し、3バーディ、1ボギーでホールアウト。トップとは7打差と差は開いたものの、残り2日間で上位進出となるだろうか。

　初日97位タイと出遅れていた横峯さくらは、立ち上がりの2番でボギーが先行したものの、5番からの5ホールで4バーディを奪取し3アンダーでハーフターン。後半は2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばすことは出来なかったが、6バーディ、3ボギーの3アンダー69で回り、野村敏京らと並び通算2アンダー46位タイに順位を上げた。

　一方で35位タイから出た藍は3オーバー75と失速。前半を2バーディ、3ボギーの1オーバーで折り返すと、後半立ち上がりの10番から連続ボギーでスコアを落とした。残りホールで挽回することはできず、上原彩子らと並び通算1オーバー83位タイでカットラインに1打届かず。通算5オーバー122位タイの有村智恵とともに決勝ラウンド進出を逃している。

　リーダーボードのトップは、ルーキーのブルック・ヘンダーソン（カナダ）。1打差3位タイからスタートすると、1アンダーで迎えた後半を4バーディ、ノーボギーでラウンドし、5アンダー67をマーク。通算11アンダーまでスコアを伸ばした。通算10アンダーの単独2位には「64」で回ったキャロライン・マッソン（独）がつけている。

　57位タイから出たロレックス・ランキング（女子世界ランキング）No.3のステイシー・ルイス（米）は10番パー5でダブルボギーを叩きながらも、5バーディを奪取して、3アンダー69でラウンド。通算4アンダー30位タイに浮上している。また、同No.2のリディア・コ（ニュージーランド）は、2バーディ、2ボギーのイーブンパー72とスコアを伸ばすことが出来ず、通算2アンダー46位タイと一歩後退となっている。