メジャー最終戦に横峯ら日本勢5人が出場 藍は復活なるか
2015年9月9日(水)午後5:08
米女子ツアーの今季メジャー最終戦、エビアン選手権(フランス、エビアン・リゾートGC)がいよいよ現地時間10日から開幕。今年最後のメジャー覇者が決まる。日本からは宮里藍と美香、横峯さくら、上原彩子、野村敏京の5人が出場する。
ここまで9戦連続の予選突破と好調な横峯は、昨年大会で29位タイと日本勢トップの成績を挙げており、今大会も活躍が期待される。一方、2009、2011年覇者の藍は自身ワーストの5戦連続予選落ちと振るわない。レース・トゥ・CMEグローブでは現在71位で、今季最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」出場条件の72位以内は当落線上。来季のシード権獲得についても条件の80位以内ぎりぎり(78位)の状態だけにツアー初白星を挙げた今大会での奮起に期待したい。
今大会で大きな注目を集めるのは、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のインビー・パーク(韓)だろう。7月の全英リコー女子オープンを勝利したことでグランドスラムを達成したとされる同選手だが、今大会を制したのがメジャー昇格前の2012年であるためこれには疑問の声も上がっている。メジャー通算8勝目で正真正銘のグランドスラムを成し遂げられるだろうか。
前回覇者はキム・ヒョージュ(韓)。昨年は第1ラウンドにメジャー記録の「61」をマークし、ツアー初勝利。今季からツアーメンバーとなり、ルーキーのディフェンディング・チャンピオンとなる。そのほか、世界女王の座奪還を狙う世界No.2のリディア・コ(ニュージーランド)や今季いまだ勝利のないNo.3のステイシー・ルイス(米)らトッププレーヤーの戦いからも目が離せない。