ザ・プレジデンツカップの大会フォーマットが変更に
2015年8月26日(水)午後5:15
PGAツアーは現地時間24日、米国チームとインターナショナルチーム(欧州を除く)が2年に1度激突するザ・プレジデンツカップの大会フォーマットを変更すると発表した。
一番の変更点は全試合数が34試合から30試合に削減となったことだ。これまで大会初日と2日目に行われてきたフォーボール形式とフォーサム形式の試合が各6試合から各5試合に、そして同様に大会3日目に行われていたフォーボール形式とフォーサム形式の試合が各5試合から各4試合へと変更になる。なお、最終日に行われる12試合のシングルスマッチに変更はない。
また、これまではシングルスマッチにおいて18ホール終了時点で同点だった場合は延長戦が行われていたが、これが廃止され、引き分けで両者ともに0.5ポイントを得る形となる。さらに、フォーボール形式とフォーサム形式の試合を行う順番はホストを務めるチームのキャプテンが決めることができるようになった。
これらの変更点についてPGAツアーのティム・フィンチェム氏は「インターナショナルチームは合計ポイントの削減を望む一方で、米国チームは現状のフォーマットを維持することを望んでいた」と話した。そして「話し合いを続けてきたが、両チームのキャプテンやメンバーはお互いに情熱的な意見を持っていた。完全なる意見の一致を得ることができなかったため、大会のために私が決断する必要があった」と、両チーム間での交渉が難航したことを明かしている。
なお、この変更は10月8日から韓国のジャック・ニクラウスGCコリアで開催される大会から適用される。