石川遼、76位フィニッシュで全英行き決められず パットに苦しむも「ドライバーで収穫あった」
2015年7月6日(月)午前9:31
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現地時間5日、米男子ツアーのザ・グリーンブライヤークラシックがウェストバージニア州のザ・オールドホワイトTPCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。75位タイからのスタートとなった石川遼はイーブンパー70とスコアを伸ばせず、通算イーブンパー76位で4日間の競技を終えた。
石川は出だし1番からティーショットを右のラフに外してボギー発進。予選ラウンドで不調だったドライバーが再び足を引っ張り出鼻をくじかれると、5番パー4で2打目をピンそば約4.5メートルに寄せてバーディとするも後が続かず、8番でこの日2つ目のボギーを叩く。それでも、直後の9番ですぐさまスコアを戻し、イーブンパーで前半を折り返した。
巻き返しを狙った後半は、立ち上がりからなかなかスコアを伸ばせない歯がゆい展開。13番パー4で1打目を右ラフに、2打目をバンカーに入れながらもパープレーで切り抜けるなど、苦しみながらも我慢を続けた。しかし、結局バックナインも1バーディ、1ボギーの足踏みに終わり、18ホールを通じて3バーディ、3ボギーのラウンド。全英オープン(16?19日/スコットランド、セントアンドリュース)出場権獲得という今大会の目標は果たせなかった。
それでも蓋を開けてみれば、この日フェアウェイキープ率で今週最高の85.71%をマークするなどショットの質は予選ラウンドから大きく改善。石川本人も「ショットの内容はまあまあ良かったので、来週につながるプレーが出来たんじゃないかなと思う」と手ごたえを感じている様子で「2日目悪かった状態からよく直せたと思う」と一定の満足を口にしている。
その一方で、パッティングに関しては出だし1番で約2.5メートルのパーパットを外すなど、前日同様に予選ラウンドでの好調を維持できず。「3日目、4日目ちょっと読めてなかった」と悔しさを表している。とはいえ、今大会では4戦ぶりに決勝ラウンドへ進出。「特にドライバーの部分で収穫があった1週間。来週も同じ感じでショットに取り組んでいって、まず予選突破を目指して頑張りたい」と今回の結果を糧に次戦へ臨む意気込みを見せた。
「ザ・グリーンブライアー クラシック」最終日は本日6日(月)午後11:00?ダイジェスト放送!
ビュイックオープンが前身、2010年から同大会名となった。開催コース「ジ・オ?ルドホワイト」は26名の歴代米大統領も滞在している全米有数のリゾートだ。3日目は米国の独立記念日となるため、大きな盛り上がりをみせるだろう。昨年大会では、最終日2打差でスタートしたアルゼンチンのアンヘル・カブレラが「64」と爆発し優勝。メジャー2勝を挙げているビッグネームは、意外にもPGAツアー初タイトルだった。
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