ショートゲーム好調のB.ワトソンが優勝予想2位 飛距離+小技で連勝なるか
2015年7月2日(木)午前11:06
(写真提供:Getty Images)
米男子ツアーのザ・グリーンブライヤー・クラシックが現地時間2日、ウェストバージニア州のザ・オールドホワイトTPCを舞台に開幕。これに先立って同大会のパワーランキング(優勝予想)が発表され、ウェブ・シンプソン(米)が1位、バッバ・ワトソン(米)が2位に選出された。
次点のワトソンは前週のトラベラーズ選手権で今季2勝目をマーク。2度目の出場となった昨季大会は16位タイに終わっているが、波に乗った状態で迎える今大会では連勝を目指すこととなる。鍵を握りそうなのは、ストロングポイントのロングゲームではなく、ショートゲームだ。
過去9シーズン中8シーズンでドライビングディスタンスの1?2位に入った飛ばし屋ワトソンだが、今季は飛距離はもちろんのこと、昨季は74位だったスクランブル(パーオンできなかったホールで、パーかそれよりいいスコアで上がる確率)で現在6位(65.20)につけるなど、ショートゲームも冴えに冴えている。
パッティングに関しても、5フィート(約1.5メートル)からのパット成功率でキャリアベストの92パーセント(6位)をマークしており、パッティングのスコアに対する貢献度を表すストロークゲインドパッティングも18位(.525)と上位。飛距離に加えて、小技も好調のワトソンが優勝争いに絡む可能性は高いだろう。
優勝候補筆頭に選ばれたシンプソンは、グリーン上以外でのプレーのスコア貢献度を示すストロークゲインドティートゥグリーンで8位(1.528)につけるなど、安定感のあるショットが持ち味のプレーヤー。今大会では過去4戦中3試合でトップ10入りを果たすなど抜群の相性を誇っており、大会初制覇を果たしても何の不思議もない。
その他上位は、3位にケビン・キスナー(米)、4位には今季15戦中トップ10入り3回、トップ25入り5回を数えるビル・ハース(米)が続いた。以下、5位にケビン・ナ(米)、6位には前週大会でプレーオフの末にワトソンに敗れたポール・ケイシー(英)が選ばれている。
ザ・グリーンブライアー クラシックは全ラウンド生中継!
ビュイックオープンが前身、2010年から同大会名となった。開催コース「ジ・オ?ルドホワイト」は26名の歴代米大統領も滞在している全米有数のリゾートだ。3日目は米国の独立記念日となるため、大きな盛り上がりをみせるだろう。昨年大会では、最終日2打差でスタートしたアルゼンチンのアンヘル・カブレラが「64」と爆発し優勝。メジャー2勝を挙げているビッグネームは、意外にもPGAツアー初タイトルだった。
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