B.グレイスが地元で完全V! 単独2位に同胞L.ウーストハウゼン
2014年12月15日(月)午後1:36
欧州ツアーの2014-15シーズン第2戦 アルフレッド・ダンヒル選手権は現地時間14日、南アフリカのレパード・クリークCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。地元のブランデン・グレイスが、通算20アンダーまでスコアを伸ばし、初日から最終日までトップを譲らない“ワイヤー・トゥー・ワイヤー”での優勝を飾った。
ツアー4勝を挙げた2012年以来、優勝からは遠ざかっていたグレイス。今週は初日「62」、2日目「66」で通算16アンダーとし、一時後続に5ストローク差をつけ独走態勢に入ったかに見えたが、期待された大会3日目はイーブンパー72に終わり、デンマークのルーカス・ジェレガードに1ストローク差に迫られていた。
そして最終日。前半を終えて4オーバーとジェレガードが早々に脱落する中、フロントナインで1つスコアを伸ばしたグレイスは、11番で寄せワンのバーディ、13番&15番のロングホールではいずれも2パットでバーディを奪うなど、後続につけいる隙を与えず。最終的には2位に7打の大差をつけ、2年ぶりVをつかんだ。
「ワイヤー・トゥ・ワイヤーで勝てたのは特別なこと。それを地元の観客の前で出来たのだからなおさらだよね」と笑顔を見せたグレイス。この1勝で南ア出身の26歳は『アルフレッド・ダンヒル選手権』と『アルフレッド ダンヒル・リンクス選手権』を制した初めてのプレーヤーとなっている。
以下上位陣は、通算13アンダー単独2位には同じく地元のルイス・ウーストハウゼン。通算11アンダー単独3位にアンドリュー・ジョンストン(英)、通算10アンダー4位タイに開幕戦ネッドバンク・ゴルフチャレンジを制したダニー・ウィレット(英)とトレバー・フィッシャーJr.(南ア)が入った。
一方、1打差単独2位から逆転Vを狙ったジェレガードは、7番パー3で池に入れてのトリプルボギーを喫したのをきっかけに、バックナインで「50」の大叩きを演じリーダーボードを急降下。結局この日だけで17個もスコアを落とし、通算2オーバー49位タイで4日間の競技を終えることとなった。