欧州ツアーのドバイデューティフリーアイリッシュオープン hosted by ザ・ローリーファウンデーションが現地時間31日、北アイルランドのロイヤルカウンティダウンGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ソレン・ケルドセン（デンマーク）が通算2アンダーで並んだベルント・ウィースバーガー（オーストリア）、エディ・ペパレル（英）とのプレーオフを制し、6年ぶりの勝利でツアー通算4勝目を挙げた。

　2打差の首位から出たケルドセンは、最終ラウンドで1バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの5オーバー76を叩いたが、18ホールを終えてなんとか首位タイに踏みとどまった。2ホールを残して1打リードしていたが、17番でスリーパットのボギーを喫すると、最終ホールでかろうじてパーパットを沈めてプレーオフに持ち込んだ。

　ペパレルが2アンダー69をマークして12位タイから7打差を追いつき、ウィースバーガーは2オーバーの73で4位タイから並んでいた。18番で行われたプレーオフでは、ケルドセンだけが2オンに成功した。

　40歳のケルドセンは「14番以降、息をつく間もなかった。これまでに優勝した大会で、こんなに緊張したことはなかった」とコメント。「自分がスコアを落とすなか、緊張が増すのでリーダーボードを見ないように決めた」と苦しいラウンドを振り返った。

　ラファエル・カブレラ-ベロ（スペイン）とティレル・ハットン（英）が1打差の通算1アンダーで4位タイ。ザ・プレーヤーズ選手権制覇以来の出場だったリッキー・ファウラー（米）は7オーバーの30位タイだった。

　なお、トーナメント・ホストで世界ランクNo.1のローリー・マキロイ（北アイルランド）は予選敗退を喫している。

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