R.ムーアが今季2勝目に王手をかけ「最後の1打までスコアを伸ばせるように頑張る」と気合 J.スピース、D.アーンストらが追う
2015年3月15日（日）午前9:05
（写真提供:Getty Images）
フロリダ州のインニスブルック・リゾート＆GCを舞台に開催されている米男子ツアーのバルスパー選手権は、現地時間14日に第3ラウンドの競技を終了。ライアン・ムーア（米）が通算9アンダーまでスコアを伸ばし、優勝に王手をかけた。
ムーアは前半の9ホールを全てパーとすると、バックナインの13番で待望のバーディを奪取。続く14番、16番でもスコアを伸ばすと、最終18番パー4では2打目をピンから1.5メートルにつけてバーディフィニッシュ。ノーボギーの4アンダー67で、今季2勝目に大きく近づいた。
「風が強かったから難しい1日だった」と振り返ったムーアは「辛抱強くプレーが出来て、いいショットを打てた。最初の12ホールでスコアを伸ばせなかったことに失望はしていないよ。難しいコンディションだった」とこの日のラウンドに満足感を示した。
今季2勝目に向けては「毎日、1つでもスコアを伸ばせるようにプレーしてる。最終日の最後の1打までそれは変わらない。リードしていたとしてもね。精一杯がんばるよ」と最後まで油断はしない構えだ。
トップと1打差の単独2位にはジョーダン・スピース（米）。デレク・アーンスト（米）が通算7アンダー単独3位、ショーン・オヘア（米）が通算6アンダーで単独4位と続いている。4打差の5位タイには、世界ランキングNo.3のヘンリック・ステンソン（スウェーデン）、“Mr.トップテン"の異名を持つマット・クーチャー（米）、パトリック・リード（米）がつけている。
メジャー3勝を誇る元世界ランクNo.1のビジェイ・シン（フィジー）は1アンダー70で回り、通算4アンダーで8位タイと2008年以来となる優勝を射程圏内に捉えたまま3日目を終えた。15位タイからスタートしたルーク・ドナルド（英）は2つスコアを落とし、通算イーブンパーでイアン・ポルター（英）、前戦のプエルトリコ・オープンを制したアレックス・チェイカ（独）らと並び34位タイに後退している。
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