M.イロネンがマッチプレー初優勝! 決勝でH.ステンソン下す
2014年10月20日(月)午前11:27
フィンランド人の34歳がビッグプライズを勝ち取った。
英国ケントのロンドンGCを舞台に開催された欧州ツアーのボルボ世界マッチプレー選手権が現地時間19日、最終日の競技を終了。強風の中でプレーとなったこの日は、準決勝、3位決定戦、決勝戦の4試合が行われ、世界ランキングNo.5のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)を決勝で下したミッコ・イロネン(フィンランド)が栄冠に輝いた。
準決勝でヨースト・ルーテン(オランダ)を2アンド1で破ったイロネンが決勝で相対したのは、ジョージ・コージー(南ア)との対決を制したステンソン。4番でステンソンにバーディを奪われイロネンはいきなりビハインドを背負ったものの、直後の5番、さらに8番でバーディを獲り返して1アップでハーフターンする。
後半は11番から連取してリードを広げると、とりつとられつの白熱した試合展開に持ち込まれたが、最後はイロネンが17番でバーディをマーク。ツアー8勝を誇る昨季年間王者のステンソンを3アンド1で撃破し、優勝賞金37万5,000ユーロ(約5,100万円)を手にした。
「彼(ステンソン)は間違いなく世界のトッププレーヤーだ。今日はどっちに転んでもおかしくない展開だった。後半はボクの方が彼より少し良いプレーができただけだよ」とツアー6勝目をビッグタイトルで勝ち取ったイロネンは決勝戦を振り返った。
敗れたステンソンも「今日は自分のプレーが出来なかった。それにミッコ(イロネン)は全くミスを犯さなかった。見事だったよ」とイロネンをたたえていた。