ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCを舞台に行われた第79回マスターズ。キャリアグランドスラムに王手をかけて“ゴルフの祭典"に臨んだローリー・マキロイ（北アイルランド）だったが、通算12アンダー単独4位に終わり史上6人目の偉業達成は翌年以降に持ち越しとなった。

　現地時間12日に行われた最終ラウンドをタイガー・ウッズ（米）と同組で回ると、前半で2つ、後半で4つのバーディを奪取。ノーボギーの完ぺきなプレーで、松山英樹と並ぶこの日のベストスコアタイの6アンダー66をマークした。

　大会のラスト45ホールで15アンダーを叩きだして巻き返したマキロイだったが、残念ながらそれまでの27ホールは3オーバーと出遅れており、念願達成はならず。「2日目の前半で40を叩いてしまい、あれでトップに置かれてしまった」と敗因を分析した。

　それでも「4日間とてもいいプレーをしたと思う。ここ（マスターズ）での最高順位。パー5では狙い通りのプレーができた。（今日は）スタート直後からスコアを伸ばして64でフィニッシュすればプレッシャーをかけられるかなと思ったけど、伸ばせなかった。ただ、たとえ思い通りにいったとしても今日のジョーダン（スピース／米）には関係なかったね。安定した素晴らしいプレーをしていた」とマスターズ記録に並ぶ通算18アンダーで優勝したスピースを讃え、会場を後にした。

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