「賢いプレー」を徹底したJ.ウォーカーが今季2勝目に王手 J.スピースとの地元対決に「楽しくなるね」
2015年3月29日(日)午前9:09
(写真提供:Getty Images)
現地時間28日、テキサス州TPCサンアントニオで第3ラウンドの競技を終了した、米男子ツアーのバレロ・テキサス・オープン。大半の選手がスコアを伸ばせず苦しむ中、単独首位から出たジミー・ウォーカー(米)が3アンダー69と安定したプレーを披露。通算9アンダーでリーダーボードのトップを守った。
ウォーカーは4番まではボギーが1つ先行するも、6番、8番でバーディを奪い前半を1アンダーで折り返す。後半は1バーディ、1ボギーで迎えた上がり2ホールを連続バーディとし、6バーディ、3ボギー。今大会の会場から35分のところに住居を構えるウォーカーは後続に4打差をつけて、優勝に王手。今季ここまでの19大会で19人の優勝者が出ている米ツアーだが、今季2勝目一番乗りとなるだろうか。
「タフなコースで、イーブンパーが1アンダーで回れれば良いと思っていた」と話したウォーカー。「リードを広げられたらと思ってはいたけど、賢くプレーする必要があった」と決して無理をしないプレーに徹したことが好スコアをに繋がったようだ。
一方、通算5アンダーの単独2位につけたのは、テキサス出身のジョーダン・スピース(米)。6バーディを奪ったものの、16番パー3でダブルボギーを喫したのが大きく響き、1アンダー71でホールアウト。
「理想的なプレーではなかった。もっと安定したプレーをしたい」とラウンドを振り返ったが、強風も予想されるコンディションでは最後まで何が起こるかは分からない。最終日最終組のウォーカーとスピースによる“地元対決”は、ギャラリーの声援も含め、大きな盛り上がりとなりそうだ。
ウォーカーが「最初の2日間も、ジョーダン(・スピース)と自分には多くのギャラリーがついていた。明日はもっと増えるだろう。楽しくなるよ」と話すと、スピースも「今日よりも良いプレーをする必要がある。今日はバックナインでいくつか不運があった。明日は全体的に良いラウンドをしたい」と意気込んだ。
昨季年間王者のビリー・ホーシェル(米)が通算3アンダーの単独3位。ザック・ジョンソン(米)ら5人が通算2アンダーの4位タイで並んでいる。フィル・ミケルソン(米)は14番パー5でイーグルを奪ったものの、2オーバー74で通算イーブンパー12位タイに後退。ダスティン・ジョンソン(米)は、この日のベストスコアタイとなる4アンダー68をマークし、通算2オーバー18位タイと大きく順位を上げている。
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