大山はムービングサタデーに苦戦も… 単独4位に踏み止まり最終日へ! さくらは「67」で18位タイ浮上!
2015年7月12日(日)午前10:45
(写真提供:Getty Images)
現地時間11日、ペンシルベニア州のランカスターCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了した今季メジャー第3戦、全米女子オープン。2位タイからスタートした大山志保は、1オーバー71とスコアを落としながらも通算3アンダー単独4位に踏み止まり、最終日を迎えることとなった。
前日はフェアウェイキープ率100%、パーオン率88.89%とショットに抜群の安定感を誇っていた大山。しかし、この日はパーオン率が66.67%に落ち、なかなかチャンスにつけられない展開となったが、5番パー4でダブルボギーを喫し2オーバーで折り返したバックナインの11番でバーディを奪い、残りホールではパーを拾い続けて1バーディ、1ダブルボギーホールアウト。我慢の1日となったが優勝争いの可能性を残し、最終18ホールに向かう。
日本勢で好調なプレーを見せたのは、鈴木愛と横峯さくら。鈴木愛は全ホールでフェアウェイをキープすると、2バーディ、1ボギーの1アンダー69と安定した内容でホールアウト。22歳の葭葉ルミと並んで通算イーブンパー12位タイに順位を上げた。横峯は、このラウンドでの日本人ベストスコアとなる3アンダー67をマーク。7番パー5でのボギーは痛かったものの、4バーディを奪ってみせた。54位タイから通算1オーバー18位タイまで順位を上げ、最終日はトップ10入りを狙う。
その他の日本勢は、菊地絵理香が2オーバー72、上原彩子が3オーバー73で通算4オーバー37位タイ。20位タイからスタートした穴井詩は5オーバー75とスコアを落とし、通算6オーバー53位タイに順位を落としている。そして、今季米下部ツアーで1勝を挙げている森田遥も5オーバー75と苦戦し、通算9オーバーで予選通過63選手中61位タイに沈んでいる。
通算8アンダーの単独トップに立つのはエイミー・ヤン(韓)。3打差の単独2位にはロレックスランキング(女子世界ランキング)No.3のステイシー・ルイス(米)がつけている。通算2アンダーの5位タイにはディフェンディング・チャンピオンのミッシェル・ウィー(米)、世界ランクNo.1のインビー・パーク(韓)、イ・ミヒャン(韓)、シェラ・チョイ(韓)の4人が並んでおり、最終日も優勝争いから目が離せない展開となりそうだ。
全米女子オープンゴルフ選手権 conducted by the USGAは全ラウンド生中継!
女子メジャー第3戦。今年の開催地ランカスターCCは、1900年に設立されたペンシルバニア州随一のプライベートクラブだ。混戦の昨年大会を制したのは、かつて天才少女と呼ばれたミシェル・ウィーだった。24歳にして11回目の出場を誇るヤングベテランは、首位タイで最終日を迎えると、安定したプレーを続けバックナインへ。16番でダブルボギーを喫するも、続く17番で値千金のバーディーを奪い、2打差で待望のメジャー初優勝を飾った。日本人選手は横峯さくらが7位T、森田理香子が35位、成田美寿々が55位、アマチュアの橋本千里が68位でフィニッシュしている。日本勢悲願のタイトルへ向け、今年もなでしこ達が世界に挑戦する。
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