D.ウィレットがデッドヒートを制し今季2勝目 川村は63位T終戦
2015年7月27日(月)午前10:57
欧州、アジア両ツアー共催のオメガ・ヨーロピアン・マスターズは現地時間26日、スイスのクランス・シュル・シエレGCを舞台に最終ラウンドの競技を行い、通算17アンダーまでスコアを伸ばした前日のトーナメントリーダー、ダニー・ウィレット(英)が12月のネッドバンク・ゴルフチャレンジに次ぐ今季2勝目を飾った。
1打差の単独2位に、最後までウィレットと優勝を争った20歳のマシュー・フィッツパトリック(英)、通算15アンダー単独3位に「62」の猛チャージを見せたティレル・ハットン(英)とトップ3は英国勢が独占。アニルバン・ラヒリ(インド)が通算12アンダー単独5位、1打差の単独6位に決勝ラウンドで66-64とスコアを伸ばした世界ランキング10位のセルヒオ・ガルシア(スペイン)が入った。
フィッツパトリックとともに最終組からスタートしたウィレットはこの日、フロントナインを2アンダーでハーフターンする。12番終了時点でフィッツパトリックと通算14アンダーで並ぶと、そこから会心の3連続バーディをマーク。難しい上がり3ホールは全てパーで切り抜け、1打差でフィッツパトリックとのデッドヒートを制した。「今日はずっとタフな展開だったよ。彼(フィッツパトリック)は素晴らしいゴルフでボクにプレッシャーを与え続けてきた。最終18番の時の心拍数は凄かった」と最終ホールでの心情を明かした。
なお、日本勢唯一出場の川村昌弘は、最終日に1バーディ、6ボギー、1ダブルボギーと大叩きして7オーバー77でフィニッシュ。通算4オーバーまでスコアを落とし、マイケル・ホーイ(北アイルランド)、マーク・フォスター(英)と並ぶ63位タイで大会を終えている。
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