欧州男子
母国ライダーカップ出場を目指すS.ギャラハー
2014年8月21日(木)午後1:00
欧州ツアーのD+D レアル・チェコ・マスターズは現地時間21日、チェコ・プラハのアルバトロス・ゴルフリゾートを舞台に開幕。同大会はチェコのゴルフと観光の振興を目的に、今年初めて開催される。
今大会に静かな闘志を燃やしているのが、母国スコットランドで開催されるライダーカップ(9月26?28日/グレンイーグルス)出場を目指すスティーブン・ギャラハー(スコットランド)。次週には選考に向けたポイントレースが終了するが、ギャラハーは現在自動選出圏外の11位につけている(9位までが自動選出)。
「当然ライダーカップは意識するよ。あと2大会を残して自動選出の可能性を残しているなんてすばらしいこと」とギャラハー。このスコットランド人にとってプラハはプロ初優勝を飾った舞台(1998年チャレンジツアー「KBゴルフチャレンジ」)でもある。「チェコではプロの大会にたくさん出場してきた。ここへ帰ってくるのはいつだっていいものだね」。果たして思い出の大会でライダーカップ出場権を引き寄せることは出来るか。
また、全米プロゴルフ選手権でローリー・マキロイ(北アイルランド)と共に最終日最終組を回り、話題となったベルント・ウィースバーガー(オーストリア)が2週ぶりに実戦復帰。「あのケンタッキーでの良い1週間を今後に役立てたいと思っているし、残りのシーズンはもっと頻繁にああいう戦いが出来ればいい」と意欲を燃やしている。