松山&石川、生き残りをかけた戦いが始まる!
2014年8月21日(木)午前10:57
米男子ツアーのザ・バークレイズが現地時間21日、ニュージャージー州のリッジ・ウッドCCを舞台に開幕する。今週からはついにノックダウン方式のプレーオフシリーズ(全4戦)に突入。第1戦となる今大会にはレギュラーシーズンのフェデックスカップ・ポイント125位までの選手が出場する。
次戦ドイツ銀行選手権(8月29日?9月1日/マサチューセッツ州TPCボストン)に進めるのは今大会終了後のポイントランク100位まで。その後第3戦とふるいにかけられていき、最終戦のツアー選手権(9月11?14日/ジョージア州イースト・レイクGC)に出場できるのは30位までと、有力選手にとっても気の抜けない戦いとなる。
昨年はカヤの外だった日本勢だが、今年は松山英樹(フェデックスカップ・ポイントランク22位)と石川遼(同75位)が初参戦。ザ・メモリアル・トーナメントでルーキーVを達成した松山は最終戦を、石川は上位70位までが出場を許される第3戦のBMW選手権(9月4?7日/コロラド州チェリーヒルズCC)を見据えての戦いとなりそうだ。
昨季大会ではアダム・スコット(豪)が最終日に66をマーク。ジャスティン・ローズ(英)、タイガー・ウッズ(米)らを退け、逆転優勝を飾った。大会前に11位だったフェデックスカップ・ポイントはこの1勝で一気に2位までジャンプアップ。フェデックスカップ王者(=年間王者)になるにはここから始まるプレーオフで活躍するしかない。
1試合1試合のプライズもそうだが、年間王者に輝いた選手に与えられるボーナスは1,000万ドル(約10億4,000万円)と巨額。果たして松山&石川はこのサバイバルレースを勝ち上がり、最終戦まで進出することが出来るか!?