南ア勢6連覇! T.フィッシャーJr.が圧巻の5打差で初優勝
2015年3月9日(月)午前10:58
欧州ツアーのアフリカ・オープンは現地時間8日、南アフリカのイースト・ロンドンGCを舞台に最終ラウンドを終了。地元開催となったトレバー・フィッシャーJr.が8アンダー64をマークし、2位に5打差の通算24アンダーで終え、圧巻のツアー初優勝を決めた。
前日の「63」で首位に立ったフィッシャーJr.は、8番までは2位のマット・フォード(英)と競っていたが、フォードがボギーを叩いた9番でバーディを奪い、続く10番でもスコアを伸ばして一気に置き去りに。初開催の2010年以来、地元勢が必ず優勝するというアフリカ・オープンのジンクスは続くこととなった。
フィッシャーJr.は圧勝にもかかわらず、終盤でのリードは緊張したと告白。「パットが素晴らしかった」と成功の要因を分析し、「欧州ツアーのスコアカードを取るために何年も努力してきた。これは自分のキャリアにとって非常に大きな一歩」と優勝の価値を噛み締めていた。
その他上位は2位フォードも敗れはしたものの、3位に3打差の通算19アンダーは好結果。昨年11月に10回目の挑戦で初めてQT(予選会)を突破するまで、郵便局員として働くことも考えていたと明かしているが、今後に向けて自信をつけた。
ジョージ・カンピーヨ(スペイン)、エドアルド・デラリバ(スペイン)、モルテン・マドセン(デンマーク)が通算16アンダーの3位タイだった。
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