（写真提供:Getty Images）

　米男子ツアーのフェデックス セントジュード クラシックが現地時間11日、テネシー州のＴＰＣサウスウィンドで開幕を迎える。次週に迫ったメジャー、全米オープン（18日開幕／ワシントン州、チャンバーズ・ベイ）の前哨戦ともいえる今大会には、メジャー通算5勝を誇るフィル・ミケルソン（米）が出場する。

　昨季大会で11位タイに終わったミケルソンは、レティーフ・グーセン（南ア）、グラエム・マクドウェル（北アイルランド）の全米オープン王者2人とともにティーオフ。前週のザ・メモリアルトーナメント presented by ネーションワイドで65位タイにとどまるなど最高のコンディションとはいえないが、次週の大一番に向けてここでエンジンをかけたいところだ。

　昨季大会はベン・クレーン（米）が初日から一度もトップの座を譲ることなく完全Vを達成。3年ぶりの白星でツアー通算5勝目を挙げている。今大会のペアリングでは2012年大会王者のダスティン・ジョンソン（米）、2週前のAT＆Tバイロン・ネルソン選手権を制したスティーブ・ボウディッチ（豪）と同組となっており、初日から強者同士が火花を散らす展開となりそうだ。

　なお、ともに全米オープンへの出場を決めている松山英樹と石川遼は、今大会に出場しない。

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