2試合連続予選通過の石川、42位タイから目標の「トップ10入り」なるか?
2015年7月11日(土)午後0:15
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(写真提供:Getty Images)
米男子ツアーのジョン・ディア・クラシックは現地時間10日、イリノイ州のTPCディアランを舞台に第2ラウンドの競技を終了。日本勢で唯一の出場となっている石川遼は、通算5アンダー42位タイで決勝ラウンドにコマを進めた。
初日は2アンダー69の61位タイとやや出遅れた石川。この日はスタートホールの10番でバーディを奪う絶好のスタートを切る。11番こそボギーとするが、直後の12番ですぐに取り返すと、16番から連続バーディを奪取。前半を3アンダーで折り返す。
バックナインでも立ち上がりの1番でバーディを奪い、このままリーダーボードを駆け上がるかと思われたが、6番でスコアを落とすと、最終9番では4メートルのパーパットを決めきれずにボギー。結局後半は2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばすことができなかったが、トータル6バーディ、3ボギーの3アンダー68でホールアウト。前週に続く予選突破を決め、残り36ホールで上位進出を狙う。
「ティーショットを曲げた時に中々リカバリーさせてくれない難しいコースなので、なるべくティーショットをグリーンが狙える位置に運ばなくいけないと痛感した2日間だった。(スイングは)良かった時よりもさらにいい感じに振れているかなと思う。あとはその精度と頻度を高めていくことと、無意識に打った時にもいいスイングが自然とできるようにしたい。まだちょっと考えながらやっているときがあるので、その分悪い時は悪くなってしまっている」と課題をあげた石川。
しかしグリーン上のプレーには「(パッティングは)後半ちょっと入らなくなってしまったが、いい感じには打てている。引き続きスピード感を大切にしたい」と自信をのぞかせた。
「ボギー叩いたあとはイライラとか悔しさとかあるが、それをしっかり集中力に変えていくことが凄く大事なので、うまく切り替えられれば問題ないと思うし、それができているときはあまり大きくスコアを崩さずすんでいる」とメンタル面をキーポイントに掲げた。決勝ラウンドは目標の「トップ10入り」目指してバーディラッシュに期待がかかる。
ジョンディア クラシック決勝ラウンドはダイジェスト放送!
TPCリバーハイランズは、正確なショットを要求する難コース。毎年ツアー屈指のショットメーカー達が上位に名を連ねる。昨年は、切れ味鋭いウエッジショットを武器にバーディーを重ねた2012年王者ザック・ジョンソンと、レフティのブライアン・ハーマンの一騎打ちに。終盤3連続バーディーを奪ったハーマンが一歩抜け出し、ツアー初優勝を飾った。一昨年はジョーダン・スピースもツアー初優勝を飾っている。今年もニュースターの誕生なるか。
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