海外男子

出場枠増で全米OPへの切符つかんだ薗田「まずは4日間プレーすること」

2015年6月10日（水）午後2:59

　日本ゴルフ協会は、先月25日に開催された「第115回全米オープンゴルフ選手権セクショナルクオリファイング（最終予選）」からの本戦出場数が6人に増え、新たに薗田峻輔が本戦出場資格を得たと発表。参戦が決まった直後にインタビューを受けた薗田は、笑顔を交えながらその喜びや大会への意気込みを口にした。

　日本最終予選会でプレーオフの末に出場枠5人から漏れた薗田。出場枠増加によって権利が転がり込んだことに「素直に嬉しいのとビックリ。ウェイティングだったけど、下りてくるって考えてもそうでなかったときにガッカリだし、きっと下りてこないだろうなと考えていたらの出来事だったので、嬉しい」と喜びを語った。

　また、「枠の中に入れなかったので悔しかった。自分のなかで良いゴルフが出来ていたので結構ドンヨリしていたが、36ホール目のバーディを決められて良かったという感じ」と最終予選会の戦いを振り返ると、今回の出場権獲得の知らせは電話で受けたと明かし「興奮しすぎてどういう形で入れたのかも何も聞けなかった」と話した。

　さらに、2010年の全英オープン以来となるメジャー大会出場に向け「まだまだ経験浅いので、まずは4日間プレーすることを目標にする」とコメント。先日イベントで来日していたタイガー・ウッズとの“今度はメジャーで会おう”という約束については「覚えてくれているとは思うので、挨拶がてら声をかけて様子を伺いたい」と謙虚に語っていた。

　全米オープンゴルフ選手権は現地時間18日からの4日間、ワシントン州のチェンバーズＧＣで開催される。

全米オープンゴルフ選手権を全ラウンド生中継

４大メジャーの中でも最も難しいセッティングで行われ、「世界で最も厳しいゴルフの試練」とも呼ばれる全米オープン。今年その舞台となるのは、ワシントン州にあるロバート・トレント・ジョーンズＪｒ設計のチェンバーズベイＧＣだ。マスターズで5位に入った松山英樹のメジャー初制覇なるか！？

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