復調J.ローズ首位タイ浮上! R.マキロイ13位タイ
2014年7月13日(日)午前11:00
先月末の米男子ツアー、クイックン・ローンズ・ナショナルでおよそ1年ぶりに復活Vを飾ったジャスティン・ローズ(英)が、今度はヨーロッパで優勝に王手をかけた。
第143回 全英オープン(現地時間17?20日/英国、ロイヤル・リバプールGC)の前哨戦、欧州ツアーのアバディーン・アセット・マネジメント・スコティッシュ・オープン(スコットランド、ロイヤル・アバディーン)は12日、第3ラウンドの競技を終了。この日単独4位からスタートしたローズがバックナインで爆発、3連続を含む6バーディを奪って5アンダー66をマークし、通算10アンダーで地元のマーク・ウォーレン(スコットランド)と並ぶ首位タイに浮上した。
「クイックン・ローンズでの優勝がフロックではなかったことを証明するためにも是非勝ちたい。全英オープンの前に、優勝争いの重圧を感じながら戦えることが自分にとって技術の向上につながる」というローズ。16年前、17歳で4位タイに入り注目された思い出の全英オープンで勝つためにも、ここで重圧を跳ね返し先頭でゴールを駆け抜けたい。
1打差の単独3位にクリストファー・ブロウバーグ(スウェーデン)。前日のトーナメントリーダー、リカルド・ゴンザレス(アルゼンチン)はスコアを伸ばせず通算6アンダー5位タイに後退した。
また、初日コースレコードを叩き出し単独トップ発進を切りながら、2日目に崩れ34位タイへ急降下したローリー・マキロイ(北アイルランド)は、4バーディ、1ボギーの3アンダー68をマークし通算3アンダー13位タイに再浮上。ローズとの差は7打と逆転は難しい状況だが、本丸の全英に弾みをつけるためにも最終日はチャージを見せてもらいたい。
尚、注目のフィル・ミケルソン(米)は通算1アンダー17位タイにとどまっている。