R.マキロイ急降下 W杯効果? R.ゴンザレス奪首!
2014年7月12日(土)午前10:50
ローリー・マキロイ(北アイルランド)がまさかの大叩きを演じる中、サッカーワールドカップで決勝進出を決めている母国の勢いを借りたリカルド・ゴンザレス(アルゼンチン)が首位タイに浮上した。
第143回 全英オープン(現地時間17?20日/英ロイヤル・リバプールGC)の前哨戦、欧州ツアーのアバディーン・アセット・マネジメント・スコティッシュ・オープン(スコットランド、ロイヤル・アバディーン)は11日、第2ラウンドの競技を終了。初日コースレコードを叩き出し単独首位発進を切ったマキロイはボギー6つ、ダブルボギー1つ(1バーディ)を叩く大乱調で7オーバー78。貯金をすべて吐き出し通算イーブンパーは34位タイに大きく後退した。
風の影響もあり、初日驚異の426ヤードを飛ばした13番のティーショットでこの日は前日比150ヤードマイナスの276ヤードしか飛ばなかった。やることなすことすべて上手くいった初日とは別人のゴルフで上位争いから転落した。
マキロイに代わって主役に躍り出たのがゴンザレス。前週、同世代のアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)が米ツアーのザ・グリーンブライヤー・クラシックで5年ぶりの優勝を飾ったのは、ワールドカップでのアルゼンチン代表の快進撃に「刺激を受けたから」(カブレラ)。巨漢ゴンザレスもW杯とカブレラにあやかり5年ぶりツアー通算5勝目を目指したいものだ。
同じく首位タイにクリストファー・ブロウバーグ(スウェーデン)とマーク・ウォーレン(スコットランド)が並び、通算5アンダー単独4位にジャスティン・ローズ(英)がぴたり。2オーバー73と崩れたフィル・ミケルソン(米)は通算1アンダーで前日の9位タイから19位タイに後退した。