K.アフィバーンラトがプレーオフ制し2勝目 地元19歳リも健闘
2015年4月20日(月)午前10:45
欧州ツアーの新設大会、深センインターナショナルが現地時間19日、中国のゲンゾンGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。首位から出た25歳のキラデク・アフィバーンラト(タイ)がリ・ハオトン(中)とのプレーオフを制し、2013年以来となるツアー2勝目を挙げた。
8位から出たリが先にラウンドを終えて見守るなか、ここまで2バーディ、4ボギーと苦しんでいたアフィバーンラトが17番でイーグルを決め、通算12アンダーに追いついた。アフィバーンラトは最終ホールで惜しくもバーディパットを外したが、18番で行われたプレーオフ第1ホールでは再び好アプローチ。リが長いパットを残してパーに終わると、今度はバーディパットを決めて雄叫びを挙げた。
アフィバーンラトは、「17番を首位と2打差で迎えたときも励まし続けてくれた」とキャディーに感謝の意を表し、「プレーオフで決めたパットは人生最高のパットだった」と勝利を噛み締めた。惜しくも初優勝を逃した19歳のリも、地元ファンの期待を背負いながらも6バーディと健闘した。
トミー・フリートウッド(英)が1打差の通算11アンダーで単独3位。ピーター・ユーライン(米)ら7選手が通算10アンダーの4位に並んだ。世界ランク4位のバッバ・ワトソン(米)は最終ラウンドで「65」と好スコアをマークしたが、通算5アンダーの29位タイに終わった。「最初の3日もうまくパットができていれば」と悔やみながらも「いいテストだったし、課題が見えた。国外で戦えるということもわかった」と気持ちを切り替えていた。
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