海外男子

R.マキロイ、J.スピースが2連勝！　前回王者J.デイは敗退

2015年5月1日（金）午後1:27

　世界ゴルフ選手権（WGC）シリーズのWGC-キャデラック・マッチプレー選手権は現地時間30日、カリフォルニア州のTPCハーディング・パークを舞台に2日目の競技を終了。世界ランキング1位のローリー・マキロイ（北アイルランド）と同2位のジョーダン・スピース（米）が順調に2連勝を飾る一方、前回王者ジェイソン・デイ（豪）が2連敗で敗退する波乱があった。

　第1組のマキロイはブラント・スネデカー（米）と対戦し、15番バーディで1アップとすると、最終ホールもバーディで締めて2アップでの勝利。同組のビリー・ホーシェル（米）も2連勝としたため、3日目に2連勝同士の予選グループ突破をかけた一戦が実現することになった。

　第2組ではスピースがマット・エブリー（米）を4アンド3で下し、2日連続の快勝。こちらも3日目はリー・ウェストウッド（英）との全勝対決に挑む。第4組はバッバ・ワトソン（米）がキーガン・ブラッドリー（米）に4アンド2で勝利し、同じく連勝のルイス・ウーストハウゼン（南ア）と激突することになった。

　一方、第7組のデイはブランデン・グレイス（南ア）に4アンド3で敗れ、同組唯一の2連敗で敗退が決定。このほかのビッグネームでは、元世界ランク1位のアダム・スコット（豪）、グラエム・マクドウェル（北アイルランド）、マッチプレーを得意とするイアン・ポルター（英）が2連敗で大会を後にすることになった。

　2日目で決勝トーナメント進出を決めたのは、第13組のリッキー・ファウラー（米）と第3組のジョン・センデン（豪）。第3組の世界ランキング3位、ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）は1勝1敗としたが、直接対決の成績により敗退が決定した。第6組のジャスティン・ローズ（英）は19ホール目でアニルバン・ラヒリ（インド）を退け、1勝1敗で3日目に望みをつないだ。

　また、第16組の松山英樹はヨースト・ルーテン（オランダ）に2アップで勝利して連勝。3日目のケビン・ナ（米）との戦いに勝てば、文句なしの決勝トーナメント進出が決まる。