ライダーカップ欧州チーム主将就任のD.クラーク「後任として大きな重責を背負う」
2015年2月19日（木）午前11:41
（写真提供:Getty Images）
ミネソタ州ヘーゼルタイン・ナショナルGCを舞台に2016年に行われる2年に一度の名誉をかけた欧米決戦ライダーカップの欧州チーム主将にダレン・クラーク（北アイルランド）が任命された。
1995年以降の通算成績で8勝2敗、ポイントでもプラス24ポイントと大きく勝ち越している欧州チーム。大会4連覇を狙うチームを率いる主将は、直近3大会の主将とトーナメント委員会のプレーヤー、そして欧州ツアーのジョージ・オグレディ代表によって決定される。
名誉ある大役を引き受けたクラークは「（ポール・マクギンリーの）後任として大きな重責を背負うこととなった。ライダーカップは自分のゴルフ人生の中で、大きな要素。だから、来年欧州チームを率いることができるのは大きな名誉だよ」と北アイルランド人初のキャプテン就任に対してコメント。
ミゲール・A・ヒメネス（スペイン）やトーマス・ビヨーン（デンマーク）などが候補となっていたが、2010年と2012年に副キャプテンを務め、さらに選手として出場した5大会で4度の優勝を果たした勝負強さが大きな要因となったようで、オグレディ代表は「彼は選手の間でも評判が高く、新たな挑戦をする欧州チームを率いる情熱と知識を備えている」と評価した。
また、現在世界ランクNo.1で欧州チームのエースでもあるローリー・マキロイ（北アイルランド）も前回大会終了直後に「チームを牽引するのにピッタリな存在」と同郷の先輩をプッシュ。さらに、イアン・ポルター（英）やジャスティン・ローズ（英）、グラエム・マクドウェル（北アイルランド）などの中心選手からも高い評価を受けている。
銀髪がトレードマークのクラークは「（前回大会の）グレンイーグルスでのチームの結束力とスピリットを再現したい。おそらく、マクギンリーのように5人の副キャプテンを置くシステムをとるだろう」と早くもアウェイで行われるビッグマッチでの戦術を明かした。
また、米国チーム主将に親しい友人であるデービス・ラブIII（米）の就任が濃厚なことには「とても素晴らしいことだ。ラブIIIはとても紳士だし、ゴルフ界で最も素晴らしい人物だよ」と讃えている。
そして、来年のライダーカップを前に、米国チームが10月に開催される「ザ・プレジデンツカップ」でインターナショナルチームを相手にどのような戦いを見せるか注目だ。
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