14年初Vを狙うH.ステンソン 全米OPに弾みをつけられるか?
2014年5月29日(木)午後1:28
ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が2014年初優勝を狙う。
欧州ツアーのノルデア・マスターズは現地時間29日、スウェーデンのPGAスウェーデンナショナルを舞台に開幕。1991年から「スカンジナビアン・マスターズ」として始まった今大会は、2011年から「ノルデア・マスターズ」に名称が変更されている。
昨季は最終日、単独首位でスタートしたフィンランドのミッコ・イロネンが「69」とスコアを伸ばして後続を突き放し、6シーズンぶりの優勝を飾った。今季もイロネン他、ロバート・カールソン&ジョナス・ブリクストの地元スウェーデン勢、好調のシェーン・ロウリー(アイルランド)、エドアルド&フランセスコのモリナリ兄弟、マッテオ・マナセロ(ともにイタリア)といった選手が出場するが、その目玉となるのが今年から開催コースのメンバーとなったステンソンだ。
昨年史上初の欧米同時年間王者に輝いたステンソンだが今年はまだ勝ち星がない。それでも世界ランキングNo.2のステンソン自身は自分のゴルフに自信を持っている。母国が舞台の同大会では2004年、05年と2年連続で2位(タイを含む)になっているが未勝利。出場は11年大会以来となるが勝って全米オープン(6月12?15日/ノースカロライナ州、パインハーストNo.2)への手土産にしようと燃えている。
予選ラウンドはツアー最年長優勝をまたしても更新した50歳のミゲール・A・ヒメネス(スペイン)、シーズン第3戦で優勝、前週のBMW PGA選手権でも最終日に沈んだものの、3日間にわたり首位を走ったトーマス・ビヨーン(デンマーク)のベテラン実力者2人と同組。米ツアーを主戦場にしていることもあり、クリスマス以来の帰国となるが果たして今年初Vを勝ち取ることは出来るか。