有村、今季初の予選突破! 藍34位タイで最終日へ
2014年5月18日(日)午前10:06
有村智恵が今季初の予選突破を果たした。
米女子ツアーのキングスミル選手権は現地時間17日、バージニア州のキングスミル・リゾート リバーCを舞台に日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を終了。宮里藍は第2ラウンドの最終ホールでダブルボギーを叩き41位タイに後退しながら、第3ラウンドは3連続を含む4バーディ(3ボギー)を奪って盛り返し1アンダー70をマーク。通算1アンダー34位タイに順位を上げ最終日を迎えることになった。
一方、ここのところ予選落ち続きで意気消沈気味の有村は、第2ラウンドを1アンダー70にまとめカットラインぎりぎりながら65位タイで今季初めて予選を突破(唯一賞金を獲得しているホンダLPGAタイランドは予選落ちのないエリートフィールド)。そこで気持ちが軽くなったのか続く第3ラウンドは4バーディ、2ボギーの2アンダー69をマークし、通算イーブンパー41位タイにまで浮上した。有村にとって60台は今季初。調子が戻ってきたショットにパットが噛み合えば最終日のチャージも期待出来そうだ。
しかし、前日すでにプレーを終えていた野村敏京は通算3オーバーでカットラインに届かず、今季初の予選落ちを喫している。
上位はこれまで度々優勝争いを演じながら未だ勝ち星がないリゼット・サラス(米)が6アンダー65と爆発。通算13アンダー単独トップに浮上し、第2ラウンド終了時点のトーナメントリーダー、朴ヒーヨン(韓)に3打差をつけツアー初Vに王手をかけた。
また、この日4つスコアを伸ばしたリディア・コ(ニュージーランド)が通算8アンダーで、世界ランキング1位浮上目前のステイシー・ルイス(米)らと並び3位タイに浮上。元世界ランク1位のヤニ・ツェン(台)が通算7アンダーでレクシー・トンプソン(米)らと並び久々に6位タイの好位置につけている。