S.ルイスが6打差圧勝! 野村はふるわず38位タイに終わる
2014年5月5日(月)午前9:20
前週リディア・コ(ニュージーランド)に逆転負けを喫したステイシー・ルイス(米)が他を寄せつけない圧巻のゴルフでシーズン初勝利をものにした。
米女子ツアーのノース・テキサスLPGAシュートアウトは現地時間4日、テキサス州のラスコリナスCCを舞台に最終ラウンドの競技を行い、首位タイからスタートしたルイスが7アンダー64の好スコアを叩き出し通算16アンダーで逃げ切りVを達成。単独2位のミーナ・リー(韓)に6ストロークの大差をつける圧勝だった。
勝てそうで勝てなかったルイスが遂に本領を発揮した。今季はここまで2位(タイを含む)が3回、トップ10を外したのはわずかに1試合と絶好調なのに勝てず忸怩たる思いを抱いていた。だがこの日の1イーグル、6バーディ(1ボギー)のチャージで積もり積もったモヤモヤを一気に解消。世界ランクもコを再逆転し2位に浮上することが決まり、およそ1年ぶりのNo.1が見えてきた。
さらにこの日はミッシェル・ウィー(米)が4つスコアを伸ばし、通算9アンダーで前日の15位タイから単独3位に食い込み好調ぶりを見せつけた。通算8アンダー4位タイにチェ・ナヨン(韓)とキム・カウフマン(米)の2人、スーザン・ピーターセン(ノルウェー)、レクシー・トンプソン(米)、クリスティー・カー(米)らが通算7アンダー6位タイに入っている。
一方、日本勢で唯一最終日に進んだ野村敏京は苦戦。出だしの1番こそバーディ発進と幸先の良い滑り出しを切ったが、2番でボギー、4番から6番までの3ホールをボギー、ダブルボギー、ボギーとするなど乱れ、4バーディ、6ボギー、1ダブルボギーの4オーバー75を叩き貯金をすべて吐き出すことに。結局通算イーブンパーとスコアは振り出しで、前日の18位タイから38位タイに大きく順位を下げ4日間の競技を終えた。
尚、有村智恵は予選落ち。上原彩子は2度目のカットに引っかかり賞金2,492ドル(約25万円)こそ支給されたが、最終ラウンドに進むことは出来なかった。