国内女子ツアーのリゾートトラストレディスは1日、兵庫県の関西ゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。首位に1打差の2位タイでスタートしたテレサ・ルー（台）がノーボギーの8アンダー64をマークし、通算15アンダーで後続に5打差をつける圧勝を飾った。

　ルーはこの日、序盤の2番で幸先良くバーディを奪うと、5番、6番で連続バーディ。9番でもバーディを重ねて4アンダーで折り返す。後半に入っても勢いは衰えず、11番、12番で連続バーディを奪取すると、勝負どころの上がり3ホールで2つスコアを伸ばして8アンダー64。後続を寄せ付けず通算15アンダーとして、昨年のミズノクラシック以来となるツアー2勝目を手にした。

　ともに7位タイで最終日を迎えた堀奈津佳、琴音の姉妹は、姉の奈津佳が3アンダー69で回り、通算7アンダー6位タイでフィニッシュ。妹の琴音は2アンダー70のラウンドで通算6アンダー8位タイ。ローアマを獲得するとともに、出場3試合連続トップ10入りの偉業を達成した。

　その他上位陣は、最終ホールでロングパットを沈めたイ・ジミン（韓）が通算10アンダー単独2位。前日のトーナメントリーダー表純子、イ・ボミ（韓）、イ・ナリ（韓）の3人が通算9アンダーで3位タイに入った。

　大会連覇を狙った比嘉真美子は2アンダー70で回り、森田理香子、横峯さくら、不動裕理、アン・ソンジュ（韓）らと並ぶ通算5アンダー11位タイだった。