横峯さくらが思い出の大会で結婚後初の優勝を狙う。

　国内女子ツアーシーズン第8戦 フジサンケイレディスクラシックは25日、静岡県の川奈ホテルゴルフコース 富士コースを舞台に開幕。大会3日前にメンタルトレーナーの森川陽太郎氏と入籍したばかりの横峯は、昨年二人が一緒にゴルフに取り組み始めた大会で今季最初の勝利に挑む。

　2年半前に交際をスタートさせたという二人がゴルファーとトレーナーとしてコンビを組んだのは昨年のこの大会から。効果はいきなり表れた。コンビ初戦でいきなり単独2位に入ると、翌週のサイバーエージェント レディスゴルフトーナメントで約2年ぶりのツアーV。このシーズン3勝を挙げ完全復活を果たした横峯は、最初に二人で戦ったこの大会を大切に思いこの週を入籍の日に選んだ。

　入籍後最初の大会とあって注目度も抜群だが、幸せオーラに包まれた横峯には怖いものはないはず。メモリアルトーナメントをさらに思いで深いものにするために、初日から全力プレーを見せてくれるはずだ。

　大会初日は、ディフェンディング・チャンピオンの佐伯三貴と今季ブレイク中の渡邉彩香と同組になることが決まった。一つ前の組からは昨年女王争いで敗れた森田理香子がスタート（吉田弓美子、原江里菜と同組）するだけに気合が入るのは間違いない。難コース 川奈の戦いは今年も熱いものになりそうだ。