日本チーム、1勝1分けでグループ首位の好発進!
2014年7月25日(金)午前10:26
今季から新たに米女子ツアーのスケジュールに加わった国別対抗戦インターナショナル・クラウンがメリーランド州のケーブスバレーGCを舞台に現地時間24日開幕。出場する8か国が4チームずつ2つのグループに分かれ総当たりで行われる予選ラウンド(勝利=2ポイント、引き分け=1ポイント、敗北=0)初日で日本チームが好発進を切った。
今季ツアー2勝を飾っているアンナ・ノルドクビスト擁するスウェーデンチームと対戦した日本チーム(グループB)はこの日、2006年の「ワールドカップゴルフ」以来のコンビとなった宮里藍&横峯さくらペアが、パーニラ・リンドベルグ&ミカエラ・パームリドのペアに1ホール目からリードを奪うと、そのまま最後まで逆転を許すことなく2アップで勝利。さらに宮里美香&比嘉真美子ペアもノルドクビスト&キャロライン・ヘドバルの強力ペア相手に一進一退の攻防を繰り広げ、なんとか引き分けに持ち込んだ。
「間違いなくいいスタートが切れたと思います。でもまだ先は長いですからね」と気を引き締める藍だったが、「明日のペアについてはわからないですけれど、誰とであっても楽しいゲームになると思うし、またいいプレーができると思います」と笑顔を見せた。
この日の日本チームは3ポイントを獲得。1勝1敗の2ポイントに甘んじた優勝候補の韓国チーム、同じく2ポイントのオーストラリアチーム、1ポイントのスウェーデンチームを抑え、グループBの首位に立っている。
一方、グループAは波乱の展開が待っていた。韓国チームとともに優勝候補と目されていたアメリカチームが、台湾チーム相手に1ポイントも奪えずグループ最下位に。4ポイントを奪った台湾チームがトップで初日を終え、2位に3ポイントのスペインチーム、3位に1ポイントのタイチーム、4位にアメリカチームとなり、アメリカチームは2日目以降の巻き返しが必要となった。