藍が語った“現在の心境”「こんなにも苦しい毎日は初めて」
2014年7月23日(水)午後1:22
インターナショナル・クラウンを控えた宮里藍が自身のオフィシャルサイトで苦難の前半戦について語った。
22日に更新されたブログの中で藍は「シーズン当初に想像していたよりも遥かに、苦戦しています。思うように自信も取り戻せず、試行錯誤の繰り替えしで、気がつけば前半戦が終了していました」と“現在の心境”を吐露。今季は序盤から調子が上がらず全英リコー女子オープンまでの14戦で予選落ち4回、最高成績はキア・クラシックの単独24位と苦しんでいた。
それでも前週のマラソン・クラシックではシーズンベストの12位タイに入るなど徐々に復調中。「やはり無駄な事は何一つないのだなと、思い始めています。先週のプレーがあってこそですが、でもそれでも、少しずつ少しずつ、手応えを感じ始めています。今は歯がゆくても、この少しずつの手応えが大きいのです」と、確実に前に進んでいる事を実感しているようだ。
また同ブログ内では“今までのゴルフ人生で一度も考えたことがなかった”というシードについても言及。「今までの自分は強かったし、運やタイミングに恵まれていたと同時に思います。無意識にやってきた事を、突然意識し始めると、こんなにも難しいのかと気づかされます。こんなにも、苦しい毎日は初めてです」と語ったうえで、「でも、ここがきっと、この苦しみのピーク。感覚で分かります。このピークをなるだけ早いうちに乗り越えたい。もう少し、このアメリカで頑張りたい。ここでプレーしたい。そんな思いが日に日に強くなります。それだけに、自分にかけるプレッシャーも大きくなります。でも、やり遂げたい…やり遂げる。絶対にやり遂げる。そう、自分を信じています」と復活を誓っている。
直前に迫ったインターナショナル・クラウン(現地時間24?27日/メリーランド州ケーブスバレーGC)については「ロッカーや、シャツの袖、背中、そして会場のあちらこちら全てに見かける日本の国旗が更に気持ちを引き締めてくれます!! 100%の自分でなくとも、今の自分で出来る精一杯の力を出し切れるように準備します!! チームもとてもいい雰囲気です!! 日本の存在感をアピール出来るように、とにかく全力で頑張ります!!!!」と気合が入っているようだ。