国内女子ツアーのスタジオアリス女子オープンは11日、兵庫県の花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコースを舞台に第1ラウンドの競技を終了。現在賞金ランキングトップを快走するO.サタヤ（タイ）が5アンダー67をマークして単独首位発進を切った。

　アウトスタートのサタヤは前半こそ1バーディと伸び悩んだが、バックナインに入ると一気にギアチェンジ。10番、11番の連続バーディを皮切りに5バーディ（1ボギー）を量産してリーダーボードの最上段をゲットした。今季は開幕戦Vを飾ると、第3戦でも3位タイに入るなど、賞金レースをリードしているサタヤ。シーズン2勝目で早くも独走態勢に入る可能性もある。

　1打差の単独2位に福嶋浩子、2打差の3位タイに2週前のアクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKIで初優勝を飾ったばかりの渡邉彩香、2012年賞金女王の全美貞（韓）、レギュラーツアーでまだ予選通過がない山本亜香里。2アンダー70の6位タイに前週優勝のアン・ソンジュ（韓）、昨年QTをトップで通過したルーキーの藤田光里ら7人が並んだ。

　一方、渡邉、藤田と同組で回った森田理香子は、同伴競技者が順調にスコアを伸ばす中、この日はひとつもバーディを奪うことが出来ず、6オーバー78の83位タイと大きく出遅れている。

　尚、藤田幸希は背中痛のため第1ラウンド途中棄権となった。