S.ルイスが2位タイ浮上! 単独首位はI.パーク、13位タイに上原
2014年11月1日(土)午後5:16
米女子ツアー、アジアシリーズ第5戦のフボンLPGA台湾選手権は現地時間1日、台湾のミラマーGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。ステイシー・ルイス(米)が8アンダー64と爆発し、トップと4打差の通算17アンダー2位タイに浮上した。日本勢は上原彩子が通算8アンダー13位タイ、野村敏京が通算5アンダー33位タイ、宮里藍は通算8オーバー単独78位に低迷している。
賞金ランクとレース・トゥ・CMEグローブでトップに立つルイスが、優勝圏内に食い込んできた。この日は1番、2番を連続バーディとすると、7番、8番も連続バーディ。インに入っても勢いは衰えず、14番からの5ホールで4つのバーディを追加した。ノーボギーの会心のプレーにルイスは「グレートなゴルフだった」と満足げ。トップのインビー・パーク(韓)が3アンダー69とスコアを伸ばしきれなかっただけに、最終日の接戦に期待がかかる。
8位タイから出た上原は1番でバーディを奪取すると、3番、4番でもバーディを奪う順調な滑り出し。しかし、後半はアウトとは打って変わって3つのボギーを叩いて貯金を吐き出し、終わってみればイーブンパー72。上位がスコアを伸ばす中で足踏みし、13位タイに順位を落とした。
一方、チャージを狙った野村は14番までに3アンダー。「14番まではショット、パットとも良かった」。ところが15番でダブルボギーを叩くと、17番もボギー。さらに最終18番もダブルボギーとし、4ホールで5つスコアを落とした。結局この日は5バーディ、3ボギー、2ダブルボギーの2オーバー74で前日の14位タイから33位タイに後退。最終日に向け「(第3ラウンドの)前半の印象で普通のゴルフをしたい」と口元を引き締めていた。
また、精彩を欠いたプレーが続く宮里は、後半の6番で痛恨のトリプルボギーを叩くなど4オーバー76。3日目を終えた時点で単独78位と復調のきっかけをつかめずにいる。
その他上位陣は、ルイスと同じ2位タイにフォン・シャンシャン(中)。通算13アンダー単独4位にアザハラ・ムニョス(スペイン)がつけ、通算12アンダー単独5位にはリュウ・ソヨン(韓)が続いている。