国内女子ツアーのゴルフ5レディスプロゴルフトーナメントは8日、北海道のアルペンゴルフクラブ 美唄コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。首位タイでスタートした吉田弓美子が、通算12アンダーで並んだ佐伯三貴との4ホールに及ぶプレーオフを制して今季3勝目を飾った。

　前日首位タイに浮上した吉田はこの日も快調にスコアを伸ばした。出だし1番で幸先良くバーディを奪うと、3番でもバーディを重ね2アンダーでハーフターン。後半に入っても10番、11番で連続バーディを奪取するなど立ち上がりで3つスコアを伸ばす。その後はノーボギーのゴルフを続けるもパープレーにとどまり、最終18番でもバーディパットを決めきれず。吉田と同じくノーボギーの5アンダー67でホールアウトした佐伯とプレーオフで決着をつけることとなった。

　プレーオフでも3ホール目まで互いにバーディを奪えず、4ホール目に突入。そして、最後は佐伯がボギーを叩いたのに対し、吉田はパーセーブに成功して優勝を手にした。7月のサマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント以来のシーズン3勝目を挙げた吉田は優勝賞金1,080万円を獲得し、賞金ランク2位に浮上している。

　その他上位陣は、3週連続V＆連覇を狙ったアン・ソンジュ（韓）が大山志保と並び通算10アンダー3位タイ。三塚優子とウェイ・ユンジェ（台）が通算9アンダー5位タイ、横峯さくらが通算8アンダー単独7位に入った。

　尚、賞金ランク首位の森田理香子、今季2勝の堀奈津佳は予選落ちを喫している。