ベテラン勢好調! T.ビヨーン&S.ギャラハー首位並走
2013年9月7日(土)午前10:54
42歳のトーマス・ビヨーン(デンマーク)と38歳のスティーブン・ギャラハー(スコットランド)、2人のベテランが首位を分け合った。
欧州、アジア両ツアー共催のオメガ・ヨーロピアン・マスターズは現地時間6日、スイスのクラン・シュル・シエールを舞台に第2ラウンドの競技を終了。2日連続5アンダー66をマークし、通算10アンダーまでスコアを伸ばしたビヨーンがギャラハーとともにトップタイに浮上。1打差の3位タイに49歳のミゲール・A・ヒメネス(スペイン)の他、トミー・フリートウッド(英)、リチャード・フィンチ(英)、ダニー・ウィレット(英)らが並ぶ展開となっている。
初日からこの日の17番まで35ホールノーボギーの完璧なゴルフで優勝戦線の先頭を走っていたビヨーン。しかし最終18番でセカンドショットがグリーンをオーバー。アプローチを寄せ切れず大会初ボギーを叩いて『66』にとどまった。
しかし本人は納得の表情で「随分ゴルフの調子が良くなっている。最後はちょっと締まらなかったけれど、内容は悪くない。ここでは不用意なミスを極力抑えることが優勝を狙う上では絶対条件になる。誰もミスなんてしてくれないからね」と語ったビヨーン。目指すは2年ぶりとなるツアー通算14勝目だ。
日本勢唯一出場の小林正則は3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの1オーバー72とスコアを伸ばせず、通算4オーバー止まり。カットラインに5打及ばず同ツアー2週連続予選落ちに終わった。