欧州男子
リベンジを狙う小林 復活に挑むP.ハリントンが参戦
2013年9月5日(木)午前11:47
小林正則の欧州ツアー挑戦が続いている。
欧州、アジア両ツアー共催のオメガ・ヨーロピアン・マスターズは現地時間5日、スイスのクラン・シュル・シエールを舞台に開幕。メジャー3勝を誇るパドレイ・ハリントン(アイルランド)や2011年大会覇者のトーマス・ビヨーン(デンマーク)ら欧州ツアーの実力者たちと、キラデク・アフィバーンラト(タイ)を筆頭とするアジアの強豪たちが激突する。
そこに乱入するのが、昨季日本とアジア両ツアー共催で行われたアジアパシフィック パナソニックオープンを制した小林だ。その実績を引っさげて先週から欧州ツアーに挑んでいるものの、ISPSハンダ・ウェールズ・オープンでは屈辱の最下位予選落ち。そのリベンジをかけて今大会に参戦する。
マッターホルンやモンブランなど世界最高峰を誇る美しい山々が見渡せるホストコースは、今季大改造を実施。4ホールが大きく変わってお披露目となる今季大会に、ハリントンは13年ぶりに参戦し「間違いなく世界で一番美しいゴルフ場。雰囲気も最高だ」と目を細める。2007年全英オープン、2008年全英オープン、2008年全米プロゴルフ選手権とメジャー3試合で勝った後、およそ5年も勝利から遠ざかっている。待ち続けた復活優勝の舞台が、この佳景の地なら最高に違いない。