“北ア第4の男”M.ホーイが逃げ切って4打差V!
2013年7月29日(月)午前11:22
今季優勝のないローリー・マキロイ(北アイルランド)に「お先に!」とばかり北アイルランド第4の男マイケル・ホーイが逃げ切って、ツアー通算5勝目を達成した。
5年ぶりにロシアで開催されている欧州ツアーのM2Mロシアンオープン(ツェレエヴォゴルフ&ポロクラブ)は現地時間28日、最終ラウンドの競技を終了。前日後続に5打差をつけ単独トップに立ったホーイが3バーディ、1ボギーの2アンダー70にスコアをまとめ、通算16アンダーで危なげない優勝を飾った。
4打差の2位タイにアレクサンドレ・カレカ(仏)とマシュー・ニクソン(英)が入り、通算11アンダー単独4位にJ.B.ハンセン(デンマーク)、通算10アンダー5位タイにリャン・ウェンチョン(中)、マーク・フォスター(英)ら。
「このコースが大好きだ。さすがジャック・ニクラウスが設計しただけはある。グリーンもフェアで転がりが素晴らしかった。勝因はパッティング。こうしてツアー5勝を上げることが出来て本当に感激している」とホーイ。
今季の彼は同郷のヒーロー、マキロイ同様低迷が続いていた。ここ10試合で予選落ちが7回と振るわなかったが、今週は3日目を終えて圧倒的有利な展開に持ち込むと最後まで崩れず1年ぶりのシーズン1勝目。未だ勝ち星のないマキロイより先にあげた1勝は後続に4ストロークの大差をつける圧勝だった。
「(スタート時に)5打差もあったからかえって難しかった。リードを守らなければと思うとなかなか攻められなかったけれど、こういう結果を引き寄せることが出来て良かった」というホーイ。“北ア第4の男”の活躍が世界ランキング3位に後退したマキロイにも刺激になると良いのだが……。