国内女子ツアーのサマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメントが19日、茨城県のイーグルポイントゴルフクラブを舞台に開幕。ホステスプロの堀奈津佳が、第1ラウンドをノーボギーの5アンダー67で回り4位タイと好発進を切った。単独トップにはノーボギーの9アンダー63と会心のゴルフを見せた表純子が立っている。

　2011年のプロ転向後すぐに今大会のスポンサーであるサマンサタバサと所属契約を結んだ堀は今季、3月のアクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKIでツアー初優勝。さらに6月のアース・モンダミンカップで2勝目を挙げ、現在賞金ランキング2位につけるなど一気にツアーを代表するトッププロに成長した。

　シーズン3勝目を狙うべく大会初日に臨んだ堀は、前半こそ2番のバーディのみの1アンダーで折り返したが、後半に入ると一転。11番、12番の連続バーディで波に乗ると、14番、17番とバーディを重ね5アンダー67でホールアウトした。笠りつ子、李知姫（韓）ら実力者と並び首位に4打差の4位タイと好位置につけている。

　一方、連覇を狙う木戸愛はすっきりしないゴルフとなった。6番でバーディを先行させるも、7番で痛恨のダブルボギー。8番、9番で連続バーディを奪い返したが、13番でボギーを叩いた。それでも最終18番をバーディで締めて1アンダー71。首位に8打差の43位タイから残り2日で巻き返しを狙う。

　その他上位陣は、首位に3打差の2位タイに吉田弓美子、藤田幸希の2人。4アンダー68の10位タイに金田久美子、馬場ゆかり、飯島茜らがつけ、3アンダー69の15位タイに賞金ランク首位の森田理香子、連続予選通過記録を伸ばし続ける横峯さくら、比嘉真美子、全美貞（韓）など強豪が名を連ねている。